手巻きシャグ アクロポリスとゴールデンカガヤキ
手巻きタバコを始めて、未だ、日が浅いですが、喫煙期間は長く、日本に輸入されていた大半の銘柄は吸っています。
直前まで吸っていた紙巻きたばこはこれです。
恐らく、紙巻タバコとして世界で一番高いと言われているファミリーの一つなので、これを常喫するのは憚れるのが手巻きタバコに移行した理由です。
今回紹介するシャグはこれです。
シャグとしては高価な葉の双璧ですが、取り敢えず、高級なシャグを吸っておかないと基準が出来ないので試してみました。
「アクロポリス缶」
現在は輸入されていないようなので、私は在庫のあるショップから3缶を買っておきました。
説明の必要もなさそうですが、ヴァージニアとオリエント等のブレンドで香りも良く、吸い応えもある喫味です。
吸った印象としてはブレンドの妙でオリエント葉の味が上手く合わさっています。
何でも、オリエント葉はヴァージニア葉の10分1以下の大きさしかなく、生産量も少ないとのことで貴重なのだそうです。
確か、紙巻タバコのキャメル(JT製ではない)にもオリエント葉が入っていますので、その喫味は覚えていますが、勿論、キャメルとは比較にならない上等な味です。
では、冒頭で紹介したトレジャーラとの比較をすると、
アクロポリスは雑味がなく、トレジャーラの味を遙かに凌ぎます。
そんなことで、持っていたトレジャーラは知人にあげてしまいましたが、もう紙巻タバコには戻れないぐらいの喫味だと言えます。
私は、強い煙草は吸えないので、キゼのチャコールとレギュラーフィルターを2つ並べて巻いていますから、かなり軽い味にはなっていますが、それでもこの葉の美味しさは十分に伝わってきます。
勿論、美味しいタバコを吸いたいと思う人には掛け値なしで勧められるシャグですので、ネットで探して試してみる価値は十分にあります。
「ゴールデンカガヤキ」
こちらはブライトヴァージニア100%のシャグですので、コーヒーに例えればプルーマウンテンNo.1のストレートだとも言えます。
コーヒーもタバコもブレンドが命ですから、ヴァージニア葉単一のシャグは味の深みがないとも言われています。
でも、私はこのシャグは好きです。
確かに、アリロポリスのような複雑で玄妙な味は期待できませんが、ヴァージニア葉の本来の味を教えてくれます。
やや甘く軽い喫味、そして後味の良さも印象的です。
昭和40年前後に日本専売公社が販売した「富士」と似た印象ですが、勿論、こちらの方が味は上です。
では他人に勧められるかというと価格が高いので微妙ですが、美味しいタバコの為ならと思う人には勧められます。
私は、この2つのシャグを常喫して味の違いを楽しんでいます。
因みに、巻紙は色々と試しましたが、やはりOCBのアルティメイトがイチ押しです。
スモーキング・シネスト、RAWブラックでも巻いてみましたが、OCBが最も癖がありませんので、これだけのシャグを使うのであれば巻紙はOCBアルティメイト一択です。
PS;手巻きタバコは無添加なので体調への影響は紙巻きタバコに比べて遙かに良くなりますよ。